院長あいさつ
院長 近藤 毅(こんどう たけし)
こころが傷付いたときの安全で安心な
癒しの場所として
こころの悩みは、誰かに打ち明けることが難しく、受診をためらわれる方も少なくありません。当院は、地域の皆様に安心・安全な医療を提供することを、最も重要な使命と考えております。
心が傷ついたときにも、「勇気を出して来てよかった」と感じていただけるような、開かれた病院づくりを目指し、その方らしさを取り戻すための癒しの時間と空間を提供できるよう、職員一同、誠心誠意取り組んでまいります。
精神科医療は、年齢や性別を問わず、人生のあらゆるライフステージに寄り添うことが求められます。たとえば、幼少期における神経発達症や学童期以降の社交不安症への早期対応、青年期から中年期にかけてのうつ病や統合失調症の回復支援、高齢期における認知症の予防、さらには戦後世代の高齢化に備えた地域包括ケアの推進など、幅広い領域にわたります。当院では、小児から高齢者まで、地域の多様なニーズに応えながら、柔軟かつ個別性の高い医療を追求し、一人ひとりの背景や価値観を尊重した支援を行っております。
こうした医療の質を支えるのは、チームの力です。当院では、医師・看護師・公認心理師・精神保健福祉士など多職種が連携し、総合力を発揮するチーム医療を推進することで、より包括的で持続可能なケアの実現を目指しています。また、次世代の医療人材の育成と継承にも力を注ぎ、未来に向けた精神科医療の発展にも貢献してまいります。
地域に根ざし、誰もが安心して相談できる病院づくりを目指して、今後も職員一同、歩みを進めてまいります。引き続き、皆様の温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
院長 近藤 毅(こんどう たけし)
院長略歴
学歴・資格
弘前大学医学部卒業
弘前大学大学院医学研究科修了
医学博士
精神保健指定医
日本医師会認定産業医
琉球大学名誉教授
職歴
津軽保健生活協同組合健生病院(昭和59年3月まで)
浪岡町立病院精神科科長
弘前大学医学部神経精神医学講座助手
文部省在外研究員(ウェールズ大学臨床薬理治療学教室:平成4年1月まで)
弘前大学医学部附属病院神経精神科講師
弘前大学医学部神経精神医学講座助教授
琉球大学大学院精神病態医学講座教授
琉球大学保健管理センター所長(平成22年3月まで)
琉球大学医学部附属病院副院長・安全管理対策室長(平成27年3月まで)
琉球大学病院基幹型認知症疾患医療センター長(令和6年3月まで)
琉球大学大学院精神病態医学講座教授を退任
医療法人社団輔仁会 田崎病院 学術顧問
一般財団法人愛成会 弘前神経科学研究所所長
一般財団法人愛成会 弘前愛成会病院院長
専門領域等
臨床精神医学
臨床精神神経薬理学
生物学的精神医学
精神科診断学
社会精神医学
精神科専門医・指導医(日本精神神経学会)
精神神経薬理学専門医・指導医(日本臨床精神神経薬理学会)
名誉会員(日本臨床精神神経薬理学会、日本精神科診断学会、日本自殺予防学会)
過去の地域・社会活動
人事院こころの健康づくり指導委員会委員(平成30年~令和6年)
沖縄科学技術大学大学院(OIST)人対象研究審査委員会委員長(平成27年~令和4年)
沖縄県自殺対策連絡協議会委員(平成20年~令和6年)
沖縄県いじめ防止対策審議会委員(平成27年~令和6年)
沖縄県発達障害連絡協議会委員(平成28年~令和6年)
著書・学術論文
これまで、臨床精神医学、精神神経薬理学、社会精神医学、児童思春期精神医学の領域において、200編にわたる著書および英文・和文論文の著者となっており、近年では以下の総説がある。
「難治性うつ病の概念」精神科(平成29年)
「うつ病の寛解・回復後の治療:再発予防に向けた薬物維持療法と減薬・休薬の基準」臨床精神薬理(令和1年)
「背景に神経発達症があれば、いかなる治療的工夫が必要となるか」精神科治療学(令和4年)
「初診時に精神病症状を呈する20歳未満の患者の特長」児童青年精神医学とその近接領域(令和4年)
「治療抵抗性統合失調症」精神科(令和5年)
「まれで治療のエビデンスの少ない精神疾患の治療について」臨床精神薬理(令和5年)
「発達障害の概念が現れたのはいつ頃ですか?」精神医学(令和5年)
受賞
第12回日本臨床精神神経薬理学会 ポール・ヤンセン賞受賞
Therapeutic Drug Monitoring誌 Best Reviewer Award

